皆さんこんにちは。「ゆーでぃ」です。
みなさんは、インターンシップに参加するメリットを知っていますか?
就活生の中には「なんとなく参加してる」って方も、多いかもしれません。
僕自身も、就活生のとき「一応参加しておこう」くらいのレベルで捉えていました。
選び方も雑で、気になる企業を端から適当にエントリーするだけ。
その結果、ただ行っただけで何も学びが得られず、貴重な時間を無駄にしてしまいました・・・
そんなミス、就活を控えるみなさんは避けたいはず。
そこでこの記事では、インターンシップに参加するメリットやデメリットを紹介します。
また、分かりにくいインターンシップの種類と、選ぶポイントも紹介します。
この記事を読めば、参加する意味を正しく理解でき、周りの就活生より効率よく就活を進められますよ。
「インターンシップに参加するメリットを知りたい!」「効率よく就活を進めたい!」って方は、ぜひ最後まで読んでくださいね!
インターンシップに参加するメリット7つ

企業と就活生が相互理解できる場、インターンシップ。
実は就活生にとって「気になる企業に出会える」だけでなく、参加者にしか知らされない隠されたメリットもあるんです。
そこで、インターンシップに参加するメリットを7つに分けて紹介します。
- 業界の理解が深まる
- 参加企業の雰囲気が知れる
- 就活仲間ができる
- 本番の予行演習ができる
- 本場のビジネススキルが身につく
- 活躍をイメージしやすいガクチカが作れる
- 参加者限定イベントや早期選考に参加できる
どれも重要なので、一つづつ解説していきましょう!
業界の理解が深まる
インターンシップに参加すれば、業界の理解が深まります。
実際に働く社員の方が説明するので、HPや就活サイトだけでは得られない、生の情報を学べます。
短期インターンシップでは、前半で業界・企業理解の説明やワークを行い、後半は社員になりきって課題解決ワークに取り組む流れが鉄板。
説明会と比べて社員との距離感が近く、学生一人一人の質問に受け答えしてくれるので、気になることは全て聞いてみましょう。

「受け身でただ話を聞くだけ」では、学びを得られません。
事前に参加する目的を設定しましょう。
参加企業の雰囲気が知れる
インターンシップで説明会やワークに参加すれば、参加企業の雰囲気が知れます。
現場で働く社員と直接話せるので、職場の雰囲気や社員の人間性を体感できますよ。
HPや募集情報だけ見ていても「実際、どんな雰囲気の会社なのかな?」と、イマイチ想像しづらいですよね。
インターンシップでは社員との座談会や職場見学の機会も多いので、説明会より長時間先輩たちと触れ合えるのが魅力です。

実際に現場で働ける長期インターンシップなら、より精度の高い分析ができます。
就活仲間ができる
インターンシップでグループワークに参加すれば、就活仲間ができます。
目標を共有する仲間と出会えば、チームで就活を乗り越えられます。
就活は、どうしても孤独な戦いになりがち。
就活仲間ができれば、お互いに励まし合いや情報共有をしながら、有利に就活を進められます。
就活は情報戦なので、うまく連携して効率よく情報を集めましょう。

一点注意なのは、あまり仲良くなりすぎないこと。
仲良くなりすぎると、愚痴や誰かの内定報告で辛くなってしまいます。
就活中は、一定の距離感を保つようにしましょう。
本番の予行演習ができる
選考を通じて本番の予行演習ができることも、インターンシップに参加するメリットですね。
本番さながらの事前選考が課される企業も多いので、本番前にESや面接の経験を積めるんですよ。
一般的な企業はESのみで合否判定する場合が多いものの、募集枠が少ないイベントだと、複数回の面接やディスカッションが課されることも。
いきなり本番に挑む前に、まずはインターンシップ選考を通じて実力をつけましょう。

募集枠の関係から、本選考よりレベルが高い場合もあります。
「インターンシップで落ちたから、本選考なんて無理だ・・・」と落ち込まないで平気ですよ。
本場のビジネススキルが身につく
長期インターンシップで働けば、本場のビジネススキルが身につきます。
特に長期インターンシップでは社員と似た環境で働けるので、現場で役立つスキルを習得できます。
身につくスキルは業種や職種に応じて様々ですが、働く期間によっては即戦力レベルまで学べます。
「ビジネススキルを身につけたい!」「腕試しが試したい!」って方は、ぜひ参加を検討してくださいね。

僕も1年半の長期インターンシップに参加した結果、Webライティングや取材スキルを得ました。
実際に働くことで「自分は将来何がしたいか」を明確にできたので、バイトの代わりに取り組んではいかがでしょうか。
活躍がイメージしやすいガクチカを作れる
活躍がイメージしやすいガクチカを作れることも、インターンシップに参加する魅力です。
例えば、以下2つのガクチカを見比べてください。
- 「サークルリーダーとしてチームをまとめ、優勝に導くよう工夫しました。例えば・・・」
- 「ライターチームのリーダーとして月30本執筆をチーム目標に設定し、達成できるよう工夫しました。例えば・・・」
1のガクチカを見ると、確かにリーダー経験豊富ですし、会社でチームのまとめ役になってくれそうですよね。
しかし、会社で同じスキルや経験が活かせるとは限らず、不安を残してしまう可能性もあります。
続いて2のガクチカを見ると、イメージしやすさは一目瞭然。
同じリーダー経験といえど、ビジネス現場で活躍した2の方が「ウチでも活躍してくれそう!」と感じやすい印象です。
特にマスコミやライティング系の企業なら、なおさら後者に惹かれそう。
このようにインターンシップに参加すれば、強いガクチカを作れるんですよ。

参加者限定イベントや早期選考に参加できる
インターンシップに参加する最大のメリットが、参加者限定イベントや早期選考に参加できることです。
この「参加者限定イベント」「早期選考チケット」こそ、最大のメリット。
例えば限定イベントでは、社員座談会や追加インターンシップ、部長や役員など幹部社員の話が聞けることも。
またインターンシップ参加者のみ、一般応募者と比べ数ヶ月早く内定がもらえる「早期選考」に呼ばれることも、よくあります。
なので、志望度の高い企業のインターンシップには、例え半日開催でも必ず参加した方がいいでしょう。

僕は、生命保険会社の2daysインターンシップに参加しました。
活躍できたからか早期選考に呼ばれ、同期中で最も早く内定をもらえましたよ。
インターンシップに参加するデメリット

ここまでインターンシップのメリットをお話ししてきましたが、実はデメリットも存在します。
デメリットを知らずに参加すると「こんなはずじゃなかったのに・・・」と、後悔することも。
そこで、続いてはインターンシップに参加するデメリットを紹介していきましょう!
- 学業との両立が大変
- インターンシップの結果が本選考に響くことがある
- 応募しても参加できない可能性がある
どれもよくあるデメリットなので、それぞれ解説しましょう。
学業との両立が大変
インターンシップに参加するデメリットは、学業との両立が大変なことです。
想像以上に時間が取られるので、特にまだ授業が多い1.2年生にとっては「両立が大変だ」と思うかもしれません。
例えば短期インターンシップに何十社も応募したり、1年以上の長期インターンシップに参加したりすると、月30~60時間と本格的なアルバイトレベルの時間を求められます。
対策としては、使える時間から逆算して必要な数だけ参加する、就活が始まる3年生までに単位を取るなどが挙げられます。
学生の本文は勉強なので、常にバランスを意識しましょう。

僕は休学して長期インターンシップに参加したので、時間を取れました。
もちろん休学せず、バランスを取って参加している方の方が多かったです。
インターンシップの結果が本選考に響くことがある
また、インターンシップの結果が本選考に響くことがあります。
大前提「インターンシップでの結果は本選考に影響しない」と明言している企業が、ほとんどです。
ただ、面接官も人間です。
「影響しない」は建前なことも多く、優秀な成果を出した方が本選考で優遇されることは、よくあります。
逆に悪目立ちして悪印象を与えた場合は、本選考に悪影響を及ぼしてしまうかもしれません。
「インターンシップも本選考だ」と緊張感を持って、本気で臨みましょう。

インターンシップ内で人事がいう「本選考とは無関係です」は全部ウソだと思って、気を抜かずに参加した方が得をしますよ。
応募しても参加できない可能性がある
募集枠がある以上、応募しても参加できない可能性があります。
参加者数に限りがある以上、先着順に間に合わないことや選考に落ちて参加できないことも。
特に選考で落ちたら「時間をかけて対策したのに!」と落ち込み、やる気がなくなるかもしれません。
インターンシップは本選考よりレベルが高くなりがち。
「落ちてもしょうがない、次また応募しよう」と切り替えて、他の気になる企業へ応募してみましょう。

僕自身、インターンシップは落ちたのに、本選考は通ったこともありました。
インターンシップの種類

メリット・デメリットが分かったところで、皆さんはインターンシップの種類を理解していますか?
実は内容や期間に応じて様々なので、初心者にとっては見分けがつきにくいもの。
注意したいのが、何も考えず闇雲にエントリーすると、無駄な時間を過ごしてしまうことです。
短くても半日は時間を取られるので、事前に種類を理解してから申し込みたいですよね。
そこで、続いてはインターンシップの種類を解説しましょう。
内容
まずは開催内容の面から見た、インターンシップの種類を解説します。
一口にインターンシップと言っても、様々なプログラムに分類されます。
見分けが難しいので、下記でプログラム内容を種類別に分けてみました。
- 会社説明・セミナー型
→半日〜1日で、業界・会社説明がメイン。 - 課題解決・企画立案型
→1日〜1週間で、与えられた課題や目標を達成する解決策をGWで話し合う。 - 就業型
→実際に現場に入って働く。
それぞれ得られる情報や学びが異なるので、目的に応じて選んでみましょう。

まずは会社説明・セミナー型に参加するのが、おすすめですよ。
期間
続いて、期間別にインターンシップを分類してみましょう。
期間別に分けると、短期インターンシップと中長期インターンシップの2種類に分かれます。
- 短期インターンシップ:業界・会社説明が中心。就活目的な人が参加。
- 中長期インターンシップ:実務中心。スキルアップや経験のために参加。
短期インターンシップ参加におすすめな人は、就活目的で情報収集したい人、早期選考などメリットを得たい人です。
一方で中長期インターンシップ参加におすすめな人は、ビジネススキルを身に付けたい人、実際に働く体験がしてみたい人です。
それぞれ得られるメリットが異なるので、自分自身が何を求めるのか整理してから応募しましょう。

僕は短期・長期どちらも参加しました。
短期に参加したことで業界理解が深まり、早期選考に呼ばれました。
また長期に参加したことで、スキルと強いガクチカを作れたんです。
インターンシップを選ぶポイント

数あるインターンシップの中から、自分に最適なイベントを探すことは至難の業。
インターンシップ募集サイトを見ると、1万社以上の企業が出てくるため「選択肢が多すぎて選べない・・・」と悩みがちです。
しかし、選ぶポイントを押さえて条件を絞れば、あなたに最適のイベントを探せますよ。
そこで、最後にインターンシップを選ぶポイントを紹介しましょう。
- 業界・企業で選ぶ
- 場所で選ぶ
- プログラム内容で選ぶ
業界で選ぶ
インターンシップを選ぶ際には、まず業界で選んでみましょう
気になる業界から絞って調べることで、選択肢が狭まり企業を選びやすくなります。
特に「就活本番間近なのに、具体的な志望企業がまだないんだよね・・・」って就活生にオススメです。
一方で、まだ就活初期なのに、既に「入りたい業界・企業が明確に決まっている!」って方。
実は、周辺業界やあまり興味ない業界を見ることも重要です。
なぜなら、就活初期は選択肢を狭めすぎないことが重要だからです。
例えば初期に「金融業界に行くんだ!」と決めてしまうと、自分自身の可能性を無理に狭めてしまいます。
現在の就活時期に応じて、適切なインターンシップに参加してみましょう。

学生の狭い世界の中で知り得る業界は、非常に少ないものです。
実は知らない業界にこそ、天職の企業が見つかるかもしれませんよ。
場所で選ぶ
学業と両立するためにも、通いやすい場所のイベントを選びましょう。
同一企業のイベントでも、複数の場所で開催されることも多いので、住んでいる場所や学校から近い場所を選ぶといいですね。
また最近はオンライン開催も増加しているため、遠くて行けない・都合が悪くて行けない場合は、オンライン開催している企業を探しましょう。

現地開催かオンラインかで、得られるメリットに違いはありません。
学業が忙しい時期は、オンラインのみ参加でもOKですよ。
プログラム内容で選ぶ
インターンシップを選ぶポイント3つ目は、プログラム内容で選ぶです。
自分自身がインターンシップで何を得たいかに応じて、最適なプログラムに参加してみましょう。
同じ企業でも、回によってプログラム内容が変わることも多いので、志望度の高い企業なら複数回参加するのもおすすめ。
「今日は企業説明型、明日は課題解決型に応募しよう」と、日によって変えてもいいですね。

様々なプログラムがあるので、興味関心や得たいことに応じて参加しましょう。
まとめ
ここまで、インターンシップに参加するメリットやデメリットを紹介しました。
また、分かりにくいインターンシップの種類と、選ぶポイントに関しても伝えました。
インターンシップは企業にとっても、優秀な就活生を早期に囲むために重要なイベントです。
ぜひ様々なイベントに参加して、企業や仕事について学びながらアピールしましょう!
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